アイヌ・戦争を考える北海道ツアー

　北海道の南部にある工業都市・室蘭は、軍需産業の存在ゆえにアジア・太平洋戦争末期に米軍による空襲や空爆の大きな標的になり、北海道空襲で最大の犠牲者を出した街です。近年では自衛隊の誘致活動が進んでおり、安保法制の下で海外派兵される自衛隊の出発港になることが懸念されます。白老をはじめとする北海道南部はアイヌの集住地区があり、名作『アイヌ神謡集』を出した知里幸恵は登別で生まれました。先住民アイヌと戦争の痕跡をめぐるスタディー・ツアーにぜひご参加ください。