~アジアから多くの法律家が来日します。
COLAP日本大会のお知らせです。
COLAP(Confederation of Lawyers of Asia and the Pacific)は2016年に設立されたアジアの民主的法律家の団体です。
現在のアジア、特に東アジアの平和は危機的状況です。朝鮮半島では南北の対立が激しく米韓軍事演習と北のミサイル発射が多くなり、台湾海峡でも米国や日本が台湾有事を煽り軍事的に緊張した状態にあります。日本での米軍基地の建設や敵基地攻撃能力の取得や米国との軍事同盟体制の強化も地域の緊張を激しくさせています。一方、アジアでは様々な人権問題、環境問題が生じていて、弁護士や市民の殺害や抑圧、治安立法の強化、移民·難民をめぐる人権問題など多くの問題があります。また、ウクライナやガザでは紛争がまだ終わらず、国際法の役割も問われています。
これらの問題を様々な視点からアジアの法律家が討議して、新しい方向性を目指す。それがCOLAP日本大会の目指すところです。日本で大きい大会が開かれることは数十年に1度です。是非この機会に多くの法律家·市民の方が参加され、アジアの法律家の連帯を強めていきましょう。
大会は3日間です。分科会は、平和、人権、環境、司法の独立、弾圧治安立法、労働者の権利、移民·難民の7つの分科会が開かれます。アジアにおける米国帝国主義、フィリピンの超法規的殺害、国連憲章のアカデミー、日本の平和のセッションも開かれます。
日にち:2024年8月29日、30日、31日
場 所:聖心女子大学(東京·広尾)
全体テーマ:アジア太平洋の平和、人権と法の役割
プログラム(詳細はこちら)
1日目 <8月29日(木)>
13:00~15:00 開会式:基調講演など
15:30~18:00 分科会:①平和と帝国主義、②アジアの人権、女性·少数者の人権、③気候正義と環境保護と法律家
18:30~20:30 特別企画1:アジアの平和をどう構築するか
2日目 <8月30日(金)>
15:30~18:00 分科会:④危機に瀕する法律家/超法規的殺害、⑤テロ防止法、国家保安法など治安立法との闘い、⑥労働者の権利の実現、⑦アジアの移民、難民問題
18:30~20:30 特別企画2:18:30~ アジアの超法規的殺害
3日目 <8月31日(土)>
9:30~12:00 IADLアカデミー
·総論:国連憲章
·ガザ·パレスチナ問題
·軍事同盟を国連憲章上どうみるか
13:00~15:00 日本企画(日本国憲法9条、平和的生存権、核兵器廃絶など)
15:30~ 閉会式
·各分科会の報告
·東京宣言発表
·記者会見
18:30~ 懇親会 連帯の夕べ
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